皆さん、こんにちは。
SUGATAの岡林です。
皆さんは何気なく着ているTシャツなどの生地(カットソー)が、どのようにできているかご存じでしょうか?
私はこの業界で働くまで、Tシャツがどうやってできているか全く想像がつきませんでした。
織物と編物の違いも考えたことがなかったので、この業界に入って日々新しい発見ばかりです。
「生地がどのようにできているのか見て・聞いて学ぼう!」ということで、先々週に泉大津にある『山崎繊維工業株式会社』にお伺いしてきました!
『山崎繊維工業株式会社』は、SUGATAの和紙パンツに使用している生地(カットソー)を編み立てている “ 丸編み工場 ” さんになります。
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ニット(編み物)を大きく分類すると、よこ編み(緯編み)とたて編み(経編み)があります。
丸編みは、よこ編みに分類され、その中でも筒状に製品を編んでいく手法のことを言います。
編み物の種類のうち、らせん状に編む丸編みは、筒状に編み立てたものを切り開いて平面的な生地として用います。
丸編み生地を使った製品は、裁断して縫う事から「カットソー」という名称で呼ばれています。
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『山崎繊維工業株式会社』では、ローゲージといわれる荒い目のカットソーから、目の細かいスーパーハイゲージのカットソーまで扱っています。
当日は、普段着用しているカットソー生地がどのような構造でできているのか、とても丁寧に教えていただきました。
丸編み機にも種類があり、フライスやスムース、ジャガードやパイルなど、生地の編立の方法によって機械が一つ一つ違うことを知りました。
工場内には、手動で調整して動かしていく丸編み機もあり、一つ一つ丁寧に整備して編み機を動かしていることが窺えました。
ぐるぐると大きな機械が動いている様子は、圧巻でした。
服作りの上で一番重要ともいえる生地(カットソー生地)の作り方を、今回は見学させていただきました!
貴重な体験をさせていただきました『山崎繊維工業株式会社』には感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は、『阪南チーズ染晒協同組合』の染工場の見学について書いていきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!